葉の付け根にある平たい突起から、水分が染み出しています。
見たところ、無色透明で水そのもの。
水分を吸収しすぎた時に、ここで調節しているのかと思いましたが、雨の後に、いつも出るわけでも無く…。
調べてみたところ、これはどうやら蜜腺というものらしい。
蜜は、花から出るものだと思っていましたが、葉からも分泌されるんですね。
花の蜜は、昆虫を呼び寄せて、受粉してもらうためですが、
葉からの蜜は何のためでしょう?
これには諸説あるようですが、
蜜でアリを呼び、葉を食べる害虫をエサとして持ち帰ってもらう。
いわば、アリに害虫パトロールをしてもらう対価だと言われています。
「アリは、数が多く、集団で活動する強力な肉食動物であり、
昆虫レベルの小型動物の中では恐ろしい存在なので、
アリがうろうろしていれば、草食昆虫も寄りつきにくいというわけである」
※Wikipedia>蜜より
な~るほど、これも植物と昆虫のギブアンドテイクの関係ですね。
蜜腺は、昆虫との共生関係を築くために、発達した器官なんでした。
さて、夏の間に行灯仕立てにしたパッションフルーツですが、
これ以上蔓を巻けなくなり、屋上フェンス沿いに配置換えです。
3鉢並べてみました。
蕾はまだ付きません。
先日、エクゾティックプランツの方に伺ったと
ころ、秋に蕾が付く可能性はあるけど、秋頃咲くと収穫が冬になってしまい、なかなか収穫は難しいとのことでした。
花だけでも見られたら良いな~。
◆参考サイト
・植物生態研究室(波田研)>葉にある蜜腺は何の役割?
うちもこの密、出てます~!
そういう意味だったんですね。
冬を無事越せるように対策しなきゃ♪
☆菜葉ももさんへ
そうですか、菜葉さんの所でも(^_^)
確か去年は部屋で冬越しされた株ですよね。
同じくらいの年齢なのかな。
もう冬越し対策始められますか~、準備万端ですね。
私は同じトケイソウ科のアデニア ヘテロフィラの葉に蜜腺があったのをみました。