プルーンが冷蔵庫で発根 | 種はゴミじゃない|キッチンから始めるリサイクル菜園

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プルーンが冷蔵庫で発根

プルーン発根

プルーン発根


冷蔵庫で保存していたプルーンの種が発根しました。
ちょうど太い根が出始めたところです。

分厚くて硬い殻に包まれた種も、発芽のときはいとも簡単に割れるんですね~。

ビニールポットに種を植えることにしました。

プルーン

プルーン


去年の9月に食べた、長野県産プルーンです。

和名はセイヨウスモモ。

サイズはスモモに似てますが、酸味も甘みもあっさりしてました。

果汁も少ないような気がします。

果肉は緑色

果肉は緑色


果肉はグリーン。

プルーンの種

プルーンの種


食べた後、種に付着した果肉をタワシで落としました。

濡らしたキッチンペーパーで包む

濡らしたキッチンペーパーで包む


そして濡れたキッチンペーパーでクルクル巻いて…

容器に名前と日付を記入

容器に名前と日付を記入


ガム容器にポン!

名前と採種日を記入して、冷蔵庫に入れます。

このように種を保存した理由は、

1.果樹の種の多くは、乾燥すると死んでしまう

野菜の種は、きちんと乾燥してから保存しないと腐ることがありますが、
果樹の種は、過度に乾燥させると、内部も干からびてしまいます。

2.バラ科植物の種は「低温要求種子」、冬の寒さを経験しないと発芽しない

サクランボ・ウメ・モモ・アンズ・プルーン・ナシ・ビワ・リンゴ・スモモ・プラム・アーモンド・カリン・ハマナス等々、身近な果樹の多くはバラ科です。

これらの種は、発芽までに低温期を経験することが発芽条件の一つとなります。
大体4℃程度、1~2ヵ月間低温下に置けば良いようです。

直射日光に当たらない場所で、低温を経験できれば、必ずしも冷蔵庫で保存する必要はありません。
食べた後すぐに土に蒔いておけば、自然に冬を経験し、春に発芽するでしょう。

私は、長期間、種を蒔いた鉢の管理をしたくなかったので、冷蔵庫で保存しました。
鉢を並べると場所をとるし、コンテナ栽培なので、時たま水やりも必要ですから。
お庭がある方なら、地面に埋めておけばOKかもしれません。

でも、保存が長すぎたのか(?)、冷蔵庫の中で発芽したり(アメリカンチェリー)、カビが生えたりして、ダメになった種もあります。

個々の果樹によって、ベストな発芽条件や、種の保存期間、湿度などあるんでしょうけど、
その辺の専門的知識は持ち合わせてないです…ごめんなさい。

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Discussion

5 comments for “プルーンが冷蔵庫で発根”

  1. 詳しい説明ありがとうございました!

    Posted by RJ | 2月 24, 2009, 8:02 PM
  2. ☆RJさんへ
    は~い^^
    こちらこそ、質問ありがとうございました。

    Posted by ヒナ | 2月 25, 2009, 12:56 PM
  3. 冷蔵庫で発根させていらっしゃるのかなあとは、先日から想像していましたが、具体的な説明でとても参考になりました!
    苗がなかなか手に入らないようなものはチャレンジしてみたいと思います!

    Posted by Dobbs Ferry | 2月 25, 2009, 2:38 PM
  4. ☆Dobbs Ferryさんへ
    Dobbsさんにそう言っていただけると嬉しいです~^^
    苗が手に入らないものは、種から育てると良いですね。

    Posted by ヒナ | 3月 2, 2009, 12:25 AM
  5. 初めまして。
    今朝、食べたプルーンの種を育てるのかな?と思い
    検索したところこちらにたどり着きました。
    とっても参考になりました!
    早速試してみました(*‘∀‘)
    このブログを私のブログでも紹介したいのですが
    大丈夫でしょうか?
    リンクはらせて頂きますが不都合がありましたら
    ご連絡ください。すぐに外しますので。

    Posted by 木香*moka | 9月 17, 2015, 9:16 PM

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