「3.生ゴミ堆肥の発熱が治まる」からの続きです。
米ぬかをまぶして、一次発酵(嫌気発酵)を済ませた生ゴミ。
次に、生ゴミに落ち葉を土を混ぜて、二次発酵(好気発酵)の工程に入りました。
仕込みから、約6週間が経っています。
スコップで掘り返してみると、落ち葉の粒が細かくなっているのが分かります。
7週間後。
まだ、大きな落ち葉が混ざっていますが、生ゴミはほとんどが分解されたようです。
水分も飛んで、乾燥した堆肥が出来ました。
このまま、じっくりと寝かしておいても良いんですが、より多くの土と混ぜたほうが分解が早まるでしょう。
出来上がった堆肥の一部を、プランターの土に混ぜて、なじませておくことにしました。
これは、我が家の土作りセット。
自家製生ゴミ堆肥と、100均のガーデニング用竹炭&苦土石灰です。
竹炭は、土壌改良効果を狙って入れています。
苦土石灰は、アルカリ性の性質を持った物質です。
土壌に混ぜると、酸性の土壌を中和し、マグネシウム(苦土)を補給する効果があります。
植物にとって、マグネシウムは葉緑素を作る主要な物質で、生育に欠かせないミネラル。
土壌には不足しがちな要素なので、ある程度は補給した方が良いようですね。
また、生ゴミ堆肥は、酸性の傾向が強いと言われます。
一次発酵を終えた時点では強い酸性、その後は熟成の度合いによって、中性に近づいていきます。
完全に熟成されていれば問題は無さそうなんですが、一応中和の意味でも、石灰を使いました。
多くの野菜は、酸性土壌を嫌います。
実際、苦土石灰を使うようになってから実感したのは、害虫が減ったこと。
去年なんか散々だったんです、アブラムシが酷くて。
土の成分バランスが良くなったのか、今年は害虫が少なく、助かっています。
この作業をしたのが、2月の始めです。
土が必要になる季節までには、1ヵ月以上あるので、
それまでに、生ゴミ堆肥は土になじんでくれるかと思います。
→「5.完熟生ゴミ堆肥の出来上がり*使い道いろいろ」に進む
(目次はこちら→米ぬかで生ゴミ堆肥づくり・目次)
わたしもコンポストで肥料を作っていますが、けっこういいかげんです(^^;
もっと真面目に工程を踏んで作った方がいいんでしょうね。。。
見習いたいところです。
うまいこと 土を作っていますね
私もしたいけれど・・・
潔癖症のだんなしゃんが 厭がって
できません・・・残念!
そうそう 見習って バークに
石灰を混ぜようかな・・です
☆たけしさんへ
堆肥にも人それぞれ、いろんな作り方がありますからね^^
環境なんかの違いもありますし。
自分にやりやすい方法で出来れば良いと思いますよ。
☆おばちゃんさんへ
旦那様の理解がないと、難しいかもしれませんね…。
うちはコンポストやりたいと言い出したのが旦那なんで、その点は助かってます。
バーク堆肥に石灰ですか、良い結果が出ると良いですね。