≫発酵①からの続きです。
4月24日
43~44度、この辺りで温度が安定しています。
菌が活発に動いていて、カビのまわりが早くなりました。
汗をかいているので、軽く混ぜてやります。
善玉菌は好気性、空気を含ませた方が発酵がスムーズになります。
4月25日34度。
温度が下がって、匂いも少なくなりました。
水分が飛んでしまって、パサパサしています。
菌相に変化がありました。
白い糸状菌、ふわふわの綿っぽいカビだけだったのが、
塊を覆う、マットな白い納豆菌っぽいのと、少し青グレーなカビが生えています。
大きな塊が出来始めていて、割ってみると青グレーのカビが繁殖しています。
そして匂い。
多分納豆菌だと思うんですけど、この菌が繁殖すると結構匂います。
そう納豆のあの香り!はっきり言って臭いです。
今は、青グレー&納豆菌が優勢です。
水分は足さずに、様子見することにしました。
ざっと混ぜたところ、質感が変わっているのが分かると思います。
4月26日、温度はぐっと下がって18.5度=気温です。
これで発酵の1サイクルが終わりでしょうか。
試しにもう一度水分を足してみました。
4月27日、すぐに温度上昇して43度になっています。
発酵の最初に出てくるのは、決まって綿のような白い糸状菌です。
4月28日、温度は24度まで下がりました。
4月29日、翌日も同じ23度、ほぼ気温と同じです。
仕込みから2週間、どうやらこれで出来上がりっぽいですね。
次は、この発酵米ぬかを使って、拡大発酵に入ります。
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ヒナさん 菌のいろいろ、きれいですね.:*
すごいなぁ~
一種類だけでいいや、とか、手を抜かないんですね☆
菌相という言葉も初めて知りました^^
ほやほやの綿帽子みたいな、ベビーな菌も
大人っぽいグレーの菌も、ピュアな感じがします
こんなにまとめてくださるのに、お時間も大変でしたでしょう
はんぺん菌、ワタシも見つけたいのです~ 去年まではあったのにっ *^-^*
あたりまえと言われてしまいますが、米ぬか木粉培地にキノコ菌が蔓延していく様子に大変似ています(^^)菌は違えど同じ糸状菌ですからね。
これはとても良い肥料になりそうですね!
☆れぃんさんへ
実際は数え切れないくらいの種類の菌が居るんでしょうね。
自分の目で大雑把に確認できたのは3種類です。
それぞれ発酵臭も違っていて面白いです。
フランスで作られたバイオポストという元種を使うと、
甘いワインのような香りがするそうですよ。
労わりの言葉ありがとうございます。
春にしたことを今まで伸ばしてたんですよf(^^;)
☆mameさんへ
mameさんには当たり前でも、私には新鮮な驚きです。
キノコ栽培にも米ぬかを使うんですね。
同じように菌が広がっていくのか…。
発酵=菌を育てることなんですね。
いつかキノコ栽培にもトライしてみたいです。